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ラブホに着いた。部屋に入った。彼女が言う。
「一緒にお風呂入ろうよ」
——心臓が止まりそうになる。
ラブホのお風呂は広い。ジェットバスがついている。レインボーライトで照明が変わる。二人で入ることを前提に設計されている。
でも、僕はどうしても一緒に入れなかった。
「先にシャワー浴びてくるね」
毎回そう言って、一人で浴室に逃げ込んでいた。
この記事では、ラブホのお風呂に彼女と一緒に入れなかった僕が、何に怯えていたのか。そして、最終的にどうやってその恐怖を克服したのかを正直に書く。
「先に入るね」の裏にあった本音
彼女は「恥ずかしいのかな」くらいに思っていたと思う。
実際、恥ずかしかった。でも、女性が想像する「恥ずかしい」とは次元が違う。
僕が恐れていたのは、明るい浴室で、至近距離で、下半身を見られることだ。
理由は包茎。
ベッドの上では暗くできる。布団をかければ隠せる。でも、ラブホのお風呂は違う。明るいし、逃げ場がない。レインボーライトにしても結局見える。タオルで隠し続けるのも不自然。
ラブホのお風呂は、僕にとって最も危険な場所だった。
ラブホで「一緒に入らない」ための言い訳一覧
僕が実際に使っていた言い訳を、恥を忍んで全部書く。同じ悩みを持つ男なら、きっと覚えがあるはずだ。
「先にシャワー浴びてくるね」
最もスタンダードな逃げ方。自然だし、マナー的にも正しい。ただし、これを毎回使うと彼女は「なんで毎回別々なの?」と思い始める。
「お風呂はゆっくり一人で入りたいタイプなんだよね」
性格の問題にすり替えるパターン。1〜2回は通用するが、「じゃあたまには一緒に入ろうよ」と言われると詰む。
「先に入ってていいよ、テレビ見てるから」
彼女を先に入浴させて、自分は後から一人で入る。一見スマートだが、彼女が「一緒に入ろう」と引っ張ってくると逃げ場がない。
「シャワーだけでいいかな、時間もったいないし」
湯船に浸からない理由を作る。だが、ラブホのお風呂は広くて豪華なことが多いので、「せっかくだから入ろうよ」と返される確率が高い。
どの言い訳にも共通していたのは、使えば使うほど彼女が不審に思うということだった。
彼女に「私と一緒に入りたくないの?」と言われた日
付き合って半年くらい経った頃だった。
いつものように「先にシャワー浴びてくるね」と言った僕に、彼女がぽつりと言った。
「ねえ、私と一緒にお風呂入りたくないの?」
その声は怒っていなかった。悲しそうだった。
「私の体が嫌なのかなって、最近ちょっと思ってて」
違う。全然違う。僕は自分の体を見せたくないだけだ。
でもそんなこと、言えるわけがない。
「そんなことないよ。ごめん、今度一緒に入ろう」
そう答えるのが精一杯だった。
でも「今度」はいつまで経っても来なかった。
暗闇でもバレる。ラブホの浴室が怖かった理由
「じゃあ照明を暗くすればいいじゃん」と思うかもしれない。
実際、ラブホのお風呂はレインボーライトやムードライトがある。暗くできる部屋もある。
でも、浴室では距離が近い。向かい合って湯船に浸かれば、嫌でも見える。体を洗い合うなんて論外。洗い場に立った瞬間、全身が丸見えになる。
ベッドの上なら布団で隠せる。部屋なら電気を消せば見えない。でも浴室だけは、どうやっても逃げ場がなかった。
ラブホのお風呂は、他のどんなシチュエーションよりもハードルが高かった。
「一緒にお風呂に入る」がこんなにも恐怖だった理由
冷静に考えれば、おかしな話だ。
彼女とは体の関係もある。裸を見せ合うこと自体は、ゼロではない。
でも、ベッドの上と浴室は違う。
ベッドではムードがある。暗い。一瞬で終わる。
浴室は明るい。長い。じっくり見える。
心理学で言う「スポットライト効果」がここで最大化する。自分が気にしている部分に、相手の視線が集中していると感じてしまう。
「見られても一瞬」と「見られ続ける」は、恐怖の質がまったく違う。
ラブホのお風呂が怖かったのは、その「見られ続ける時間」が長いからだった。
僕が選んだ解決策
彼女に打ち明けることも考えた。でも、「実は包茎で、お風呂で見られるのが怖い」なんて言えるわけがなかった。
矯正グッズも試した。効果は一時的で、浴室で30分以上一緒にいるような場面では意味がなかった。
最終的に選んだのが、クリニックの無料カウンセリングだった。
「ラブホのお風呂に一緒に入れない」なんて、カウンセラーに言うのは恥ずかしかった。でも、スタッフは全員男性で、僕の話を笑わずに聞いてくれた。
「同じ理由で来られる方、実はかなり多いですよ」
その一言で、少し楽になった。
初めて「一緒に入ろう」と自分から言えた日
施術後、回復期間を経て、僕は彼女とラブホに行った。
部屋に入って、いつもなら「先にシャワー浴びてくるね」と言うタイミング。
今回は違った。
「一緒に入る?」
自分でも驚くほど、自然に言えた。
彼女は一瞬驚いて、それからすごく嬉しそうな顔をした。
「え、いいの? やったー!」
ジェットバスに二人で浸かりながら、テレビを見ながら、くだらない話をした。
洗い場で背中を流し合った。ただそれだけのことが、今までの僕にはできなかった。
「普通のカップルが普通にやっていること」が、こんなに幸せだとは思わなかった。
ラブホのお風呂は「二人の距離を測るバロメーター」だった
今思えば、ラブホのお風呂に一緒に入れるかどうかは、二人の関係の深さを示すバロメーターだった。
体の関係があっても、心の壁がある限り、一緒にお風呂には入れない。
逆に、一緒にお風呂に入れるようになったとき、心の壁がなくなったことを実感した。
僕の場合、その壁は「体のコンプレックス」だった。
費用は約4.5万円。ラブホ数回分の金額で、壁がなくなった。
費用の内訳、当日の流れ、術後の生活については、体験談にまとめている。
4.5万円で「一緒にお風呂入ろう」と言えるようになった体験談を読む 費用の内訳・当日の流れ・術後の生活をまとめています
※本記事は個人の体験談であり、医学的な診断・効果を保証するものではありません。治療については専門医にご相談ください。
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