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「実はさ、ちょっと体のことで悩んでて——」
この一言が、どうしても言えなかった。
彼女のことは好きだ。信頼もしている。
でも、「体の悩み」だけは、どうしても口に出せなかった。
電気を消してごまかす夜。シャワーが異常に長い理由。一緒にお風呂に入れない言い訳。
全部、彼女に本当のことを言えないから生まれた行動だった。
この記事では、彼女に体の悩みを2年間隠し続けた僕が、最終的にどういう選択をしたのかを正直に書く。
同じように「伝えるべきか、黙っておくべきか」で悩んでいる男に読んでほしい。
男の「体の悩み」は、なぜこんなに言えないのか
女性には女性の体の悩みがある。生理やPMSを彼氏に伝える方法は、ネットにいくらでも情報がある。
でも、男が自分の体の悩みを彼女に伝える方法なんて、どこにも書いていない。
それもそのはずだ。男の体の悩み——特にデリケートゾーンに関することは、友達にすら相談できない。ましてや彼女になんて、絶対に言えない。
僕の場合、悩みは包茎だった。
中学の頃から気にしていたけど、誰にも言わずに生きてきた。友達にも、親にも、もちろん彼女にも。
言えない理由はシンプルだ。
「引かれるかもしれない」
「男として見てもらえなくなるかもしれない」
「気持ち悪いと思われるかもしれない」
この3つの恐怖が、口を閉ざし続けていた。
言わないことで起きた「3つの問題」
黙っていれば平和だと思っていた。でも、言わないことで別の問題が次々に生まれた。
① 彼女が「自分のせい」だと思い始めた
一緒にお風呂に入ろうと誘っても断る。夜は必ず電気を消す。シャワーは一人で浴びる。
最初は何も言わなかった彼女が、ある日こう聞いてきた。
「もしかして、私の体が嫌なの?」
違う。全然違う。僕が自分の体を見せたくないだけだ。
でも、本当の理由を言えないから、「そんなことないよ」としか返せない。彼女の表情は、明らかに納得していなかった。
② 嘘が増えた
「なんでシャワー長いの?」→「髪をしっかり洗いたいから」
「なんで電気消すの?」→「その方が落ち着くから」
「一緒にお風呂は?」→「一人で入るのが好きなんだよね」
全部嘘だ。嘘が積み重なるたびに、罪悪感が増していった。
好きな人に嘘をつき続けるのは、想像以上にしんどい。
③ 関係が停滞した
体の悩みを隠している限り、二人の距離には見えない壁がある。
彼女は「もっと心を開いてほしい」と思っている。僕は「これ以上踏み込まれたくない」と思っている。
好きなのに、近づけない。
付き合っているのに、どこか他人行儀。
この矛盾が、じわじわと関係を蝕んでいった。
「伝える」か「解決する」か。僕が出した結論
悩みを抱えたまま2年が経ったとき、僕は2つの選択肢を真剣に考えた。
選択肢A:彼女に正直に打ち明ける
選択肢B:悩みの原因そのものを解決する
選択肢A:打ち明けることを考えた
ネットで「彼女に包茎を打ち明ける」と検索した。当然、参考になる情報はほとんどなかった。
Yahoo!知恵袋には「彼女は気にしないよ」「男が思ってるほど女は気にしてない」という回答があった。
頭ではわかっている。でも、「言って大丈夫だった」という保証はどこにもない。
もし打ち明けて、彼女の目が変わったら。
もし「そうなんだ…」と微妙な反応をされたら。
一度言ってしまったら、取り消せない。その怖さが、どうしても消えなかった。
選択肢B:悩みの原因を解決する
もうひとつの選択肢。「言う」のではなく、「なくす」。
悩みそのものが消えれば、伝える必要もない。嘘をつく必要もない。電気を消す必要もない。
僕は選択肢Bを選んだ。
正直に言えば、「伝える勇気がなかった」というのが本音だ。でも、結果的にはこの選択で正解だったと思っている。
クリニックに行くまでの葛藤
選択肢Bを選んだとはいえ、クリニックに行くまでにはさらに3ヶ月かかった。
ネットで情報を集め、矯正グッズも試した。でも、中途半端な対策では「彼女の前で堂々とできる自分」にはなれなかった。
最終的にクリニックの無料カウンセリングを予約したのは、彼女に「私たち、ちゃんと向き合えてるのかな」と言われた翌日だった。
カウンセリングでは、スタッフが全員男性だった。自分の悩みを笑われることもなく、淡々と説明してくれた。
「今日決めなくていいですよ。まずは状態を確認するだけでも来た意味はありますから」
この言葉に、どれだけ救われたかわからない。
彼女の前で、初めて電気を消さなかった夜
施術後、回復期間を経て、僕は変わった。
と言っても、劇的に何かが変わったわけじゃない。
「見られても大丈夫」という安心感が、静かに生まれただけだ。
彼女の家に泊まった夜。いつものように電気を消そうとして、やめた。
彼女は「今日は明るいんだ?」と少し驚いていたけど、嬉しそうだった。
シャワーの後、初めてバスタオル1枚でリビングに出た。
「一緒にお風呂入る?」と聞かれて、初めて「いいよ」と言えた。
2年間言えなかった嘘が、全部必要なくなった。
彼女には結局、悩みの詳細は伝えていない。伝える必要がなくなったからだ。
でも、あの夜から僕たちの距離は明らかに縮まった。
「伝える」が正解とは限らない
世の中には「パートナーには何でも打ち明けるべき」という意見がある。
それは正論だと思う。でも、男の体の悩みに関しては、必ずしもそうとは限らない。
言って楽になる悩みと、言っても解決しない悩みがある。
包茎の悩みは後者だ。彼女に打ち明けたところで、彼女にできることは「気にしないよ」と言うことくらい。そしてその言葉で安心できるなら、とっくに誰かに相談している。
「伝える」のではなく「解決する」。
それも、立派なコミュニケーションの一つだと僕は思っている。
同じ悩みを持つ男へ
もしこの記事を読んでいるのが、彼女に体の悩みを伝えるべきか迷っている男なら。
3つだけ伝えたい。
ひとつ。あなたが悩んでいることは、おかしいことじゃない。
日本人男性の約7割が仮性包茎だと言われている。あなただけじゃない。
ふたつ。黙り続けると、彼女が「自分のせい」だと思い始める。
これが一番つらい。自分のコンプレックスのせいで、好きな人を傷つけてしまう。
みっつ。「伝える」以外にも、選択肢はある。
悩みの原因そのものをなくすという方法がある。僕はそれで、2年間の嘘から解放された。
費用は約4.5万円。カウンセリングは無料で、相談だけで帰る人もたくさんいる。
僕がクリニックに行った体験談——費用の内訳、当日の流れ、術後の生活をすべてまとめている。
4.5万円で「彼女に嘘をつかなくてよくなった」体験談を読む 費用の内訳・当日の流れ・術後の生活をまとめています
※本記事は個人の体験談であり、医学的な診断・効果を保証するものではありません。治療については専門医にご相談ください。
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